アンナカレーニナ

アンナカレーニナ

酒の好みも色々だが、異性の好みもいろいろである。最近ではリードしてくれる女性の方が楽でイイという男も多くなってきたが、それはそれでちょっとなあ…
「まあこればっかりは個人の問題ですから」
マスターが差し出したのは真っ赤なチェリーがツマの、真っ赤なショートカクテルだった。

ベルベットハンマー

ベルベットハンマー

その日もひと通り飲んだオレは、帰り支度を始めた。
「お早いんですね」
この店のアイドルである若い女性バーテンダーが、名残惜しそうに(オレの思い込みかもしれないが)、声を掛けてきた

フレンチコネクション

フレンチコネクション

さんさ踊りが終わってお盆を迎えると、秋の気配が漂ってくる。
「こういうカクテルが美味しい季節が近づいてきましたね」
と話しつつ、マスターが「フレンチ・コネクション」をつくってくれた。

フローズン・ダイキリ

フローズンダイキリ

「フローズンダイキリ」という言葉を初めて聞いたのは、高校生の頃だったと思う。
当時好きだったマンガの主人公(高校生)が行きつけの店で、「暑いなぁ… フローズンダイキリでもくださいな」というセリフを呟くのだ

エメラルド・クーラー

エメラルドクーラー

特に変わったことではないのだが、こんなオレでも誕生日というものが1年に1度巡って来る。このトシになると、さしてうれしくもないものだが、かと言って祝福されるのも悪いものではない。

スカイダイビング

スカイダイビング

オレの通っているバーにはいろんな常連客がいる。オーセンティックバーが板に付いているオジサマはもちろん、単身赴任の会社員、20代の中学校教師、酔うと際限なく明るくなるセレブ系マダム、妙に色っぽいアラサーの看護師。夫婦やカップルも多いが、若モノが1人で訪れることも珍しくない。

チェリーブロッサム

チェリーブロッサム

唐突だが、オレは日本人だ。 当然のごとく桜が好きな訳だが、その本当の良さに気付いたのは30に近くなった頃だったような気がする。 ただキレイなだけではない。 何か胸に迫ってくるような、ある種の怖ささえ感じさせる…

チェリーブロッサム

スプリングオペラ

その日の帰りも、オレはとあるバーに寄った。 ちょっと渋く、物憂げに外の風景を見てみる。 まあ、誰が見ているわけでもないんだけど。 それにしても、もうすぐ春がやってくるんだなあ…